自家歯牙移植術について その1

自家歯牙移植術は、欠損補綴(けっそんほてつ:歯を失った後の治療)における選択肢の一つとして、インプラント治療、ブリッジ、義歯と並ぶものとなっています。

万代歯科診療所でも、自家歯牙移植術 を採用しています。

最終冠(かぶせもの)を装着したのが2005年4月なので、約10年以上経過した現在も、問題なく噛めています。

2015.2月 撮影 口腔内写真

写真最左の歯が、移植した歯牙


写真左から4番目の歯が、移植した歯牙

・・・ただ、この自家歯牙移植術、採用している歯科医師がとても少ないのです。

『数症例はやってみたものの、うまくいかない』 との理由で、途中で採用しなくなったというのが実情のようです。

また、うまくいったとしても『長持ちするのか?』 または 『短期間でダメになってしまうのか?という事が症例によってまちまちになってしまう、つまり『予知性が低い』ということを患者に説明しづらいところが自家歯牙移植術の採用を躊躇する理由なのでしょう。

では、なぜうまくいかないのでしょうか?

予知性が低いからというだけで、インプラントを採用すべきなのでしょうか?

次回へとつづく