妊婦になる前に、結婚が決まる前に、歯の問題の解決をしておきましょう3

前回では、結婚式直前になって『前歯だけ直してください!!』と歯科医院に駆けこむ方がいまだにます、とお伝えしました。

では、結婚式を過ぎた方は もはや手遅れなのでしょうか?

まだ間に合います。

妊娠されるまでの間に口腔内の問題を解決できれば、何とかなります。

参考症例 27歳女性

希望事項:口腔内に問題があれば、妊娠前に解決しておきたい

それほど重症ではありませんが、虫歯治療が必要な歯、親知らずの問題、ホワイトニング(歯を白くする)の要望がありました。


痛みなどの自覚症状はなくても


詰め物を外すと、虫歯が残っていることは日常茶飯事


虫歯治療ガイドラインに従い、虫歯除去


この方は、金属アレルギーと本人の希望もあったので、すべてレジンまたはセラミック修復を行いました。

あとは定期検診に参加し、『材料劣化の問題』と『歯にかかる力の問題』に気を付けていれば、妊娠~子育て期間中は、ほぼ問題は起きないでしょう。

母子手帳やマタニティ雑誌等で『歯科治療は、安定期に入ってからにしましょう』と表記されていることが多いのですが

これは

・日頃の歯磨きや定期検診への参加などの、予防管理を実践していること
・上記のように取り残しのない虫歯治療や、歯周病への対策が講じられていること
・おやしらず等の問題が解決されていること など

妊娠前には口腔内の問題が解決されていることが前提で、それでも万が一新たな問題が発生した場合に限っての事なのです。

妊婦の方に、痛みなど緊急問題の解決後、その妊婦さんの口腔内に、他にも問題があるときに歯科医師は、『他の治療は、出産後 余裕が出てからにしましょう』という事が多いです。

ご出産を経験された あなた

出産後”余裕が出る”まで、どのくらいの期間がかかりましたか?

『余裕なんか出ねぇよ!!』 とツッコミたくなる方が大半だと思います。

そうしているうちに自覚症状のない『問題歯』が、重篤な緊急状態におちいってしまうことがほとんどなのです。

どうか、結婚前・妊娠前の後輩たちに、『 今のうちに歯科の問題を解決して、あとは定期検診に通うだけで済むようにしておきましょう 』と伝えていただきたいです。