妊婦になる前に、結婚が決まる前に、歯の問題の解決をしておきましょう1
歯の問題を解決するのに適した時期
妊娠されている患者さんが、『痛い』 『詰め物がとれた』といった問題をかかえて歯科医院を受診されることがあります。
特に妊娠初期は注意が必要なので、母子手帳をはじめあらゆるマタニティ関連雑誌にも『安定期に入ってから歯科治療を受けましょう』といった情報が常識化しています。
はたして本当でしょうか・・・。
私の日々の臨床としての実感としては、このタイミングでは『遅すぎる』のです。
これを突き詰めていくと『歯が生える前の幼少期から、またはそれ以前から予防管理をしましょう』ということになるのですが、話が広がりすぎるので現実路線を重視して敢えてこれは除外します。
元に戻しますが、私なら遅くとも『婚活開始前』か『おそらくこの人と結婚するだろうな・・・』と思った時点で、自覚症状が無くても早く歯科検診を受け、口腔内の問題を解決しておくことをお勧めします。
男性の方は”就職前”には、片付けておくことが賢明です。
次回へつづく・・・