★ 万代総合歯科診療所の集中診療4 時間・期間集中診療 ★
今回は、提携医院からのご依頼を受け、根管治療を担当することになりました。本症例の患者さんは、ムダな時間コストを徹底的に省く『 集中診療 』を選択されました。
『集中診療』といっても、無駄な時間だけを省くのみで 必要な時間は確実に確保しますので、品質低下にはなりません。

初診時の状態

初診時のデンタルエックス写真

根管治療用の仮歯を装着します。これによって噛み合わせが確保されます。

仮歯のうえから穴を形成して、内部の汚染を除去していきます。残っている壁の部分によって、噛み合わせは確保されています。

内部の汚染除去後、最終の材料で充填します。
根管治療着手~根管充填まで4時間で完了しました。
かつての当院では、1人当たりの予約時間を長く設定できませんでしたので、その分回数を分けて施術することになります。したがって、同じような症例の場合、5回の通院が必要になっていました。
回数を分けて施術を行うとどうしてもロスタイムが発生するので、トータルの施術時間が伸びてしまいます。(その差 60分)予約通りに患者さんが来院されても、その前の患者さんの施術が時間通りに終わらないので、待ち時間が毎回30分×5回追加されます。(その差150分)
- ⑤ 傷口の治癒に要する期間
- ⑥ セラミック冠など歯科技工物製作に要する期間
この2点以外は、次回予約まで期間をあけることに歯科医学的な意味はありません(空白期間 7~10日x4)。この患者さんは、当院に来院するために、車で片道約10分かかります。
したがって、今回の集中診療をたった1回受診するだけで 7日x(5-1)回 = 28日
60+150+(10x2)x(5-1)= 4時間50分
合計 28日と4時間50分 もの治療期間&治療時間コストを削減できました。
この患者さんの治療は、これで終了ではなくまだ続きます。つまり、この後もさらに時間コストを大幅に削減できるのです。
皆様はこの時間があれば何に使えたはずですか?それはどれだけの価値になりますか?
万代総合歯科診療所では、集中診療の導入で、患者さんに『時間』という価値も提供できるようになっています。