『おすすめの歯磨き粉は?』よりも大事なこと③

前回の続きです。

前回は『歯垢(プラーク)をしっかり除去できるブラッシングの実践』の重要性についてお伝えしてきました。

今回は虫歯・歯周病予防における『糖分摂取の管理をしっかり行う事』の重要性についてお伝えしたいと思います。

糖分摂取の管理をしっかり行う事は、主に虫歯予防に大きな効力を発揮します。

虫歯の原因細菌は食物に含まれる糖質を分解し、酸を産生します。

この酸が歯の表面のエナメル質や その内部の象牙質を溶解(脱灰という現象)し、これを俗に言う「虫歯」と呼ぶのです。

なお、糖質に関しては「摂取の絶対量」ではなく、「どのくらいの時間、口腔内が糖分にさらされたか」という事が重要な要素となります。

例を挙げると

①「ケーキ1個を2時間かけてチビチビと食べる」

②「ケーキ早食い大会に参加し、ケーキ10個を5分でたいらげる」

一見すると、糖分を大量摂取する②のほうが虫歯になりやすそうですが、実際に虫歯になりやすいのは①のようなケースです。(とは言え、②は身体に悪そうですが・・・)

長時間甘いものをダラダラと食べ続けたりすることで、お口の中が常に酸性に傾いた状態となり、非常に虫歯になりやすい環境になってしまうのです。

「甘いものを一切食べない」は難しいかも知れませんが

「絶対量を減らす」「ダラダラ食べ続けるのは止める」

こういった積み重ねが虫歯予防に効果的なのです。

→次回に続く