原因不明の歯の痛み(TCH:歯列接触癖) その1

私は、開業当初から日々の臨床のなかで「唇閉じて 歯は離す」事の必要性をお伝えしてきました。

この当時は、自身の臨床現場で感じたことを伝えたにすぎませんでした。

別に私だけが気付いていたのではなく、当時でも臨床医の間で『おそらく、そのようなことが関係しているのであろう』と言われていたことです。

現在では、TCH(Tooth Contacting Habit : 歯列接触癖)として体系づけられてきています。

顎が痛い(顎関節症)の背景にTCHがあるとしか伝えていませんでしたが

実際は

・顎関節への影響  だけではなく
・歯牙1本単位への影響
・歯周病悪化の1要因  にもなりえます。

次回以降『原因不明の歯の痛み』についてお伝えしていきます。

虫歯が全くない、またはあっても明らかに小さい(痛くなる程の虫歯ではない)
歯周病の問題がない、または明らかに軽度
歯牙破折(しがはせつ:歯や歯根が割れていること)でもないのに歯が痛いときは、TCHを疑って「唇閉じて 歯は離す」事を特に意識していただきたいのです。

実は、私自身がコレになっています。実体験をまじえてお伝えしていきたいと思います。

次回以降へ続く