『 安心できる予防 』には 記録が必要です!

今回は、当院へ定期検診に通っている患者さんの症例です。

この患者さんの 左上奥歯の後ろの面には、初期の虫歯があります。
群馬 予防歯科

万代歯科診療所では、虫歯になっていると確認されたとしても

・ その後 虫歯の進行が認められない、または極めてゆっくりであること

・ その虫歯が見栄えに影響しないこと

この2点を満たしていれば、すぐに治療介入はおこなわず、経過観察(様子を見る)にしています。

群馬 歯科 削らない
この左写真(2005.03)を基準にして、定期的に写真を撮影します。

そして両写真を比較し、虫歯進行の有無を確認しています。

この患者さんの場合 上記2条件を満たしているため、12年以上もの間 治療介入は行わず経過観察で済んでいます。

もし、12年前の写真(左)が無かったら、毎回 場当たり的な確認で終わってしまいます。

場当たり的な確認は診断の精度が下がり、本来不要の治療介入が行われるかもしれません。

群馬 予防歯科
また 診断の正確性向上のため、確認するための写真は、撮影方向や倍率などを なるべく同じ条件で撮影されていることが必要になります。(規格撮影といいます)

この患者さんの場合、12年の間に担当歯科衛生士が2回交代しています。

診断のための写真は、歴代3名の歯科衛生士が撮影しています。

1人目と3人目の歯科衛生士は在職時期が重なりませんが、それでもほぼ同条件での撮影ができています。

規格撮影を継続していくことは、歯科医院全体の意識が高くないと達成できないことです。

臨床レベルの高い歯科医院の定期検診では、必ず口腔内写真撮影が行われているはずです。

あなたの口腔内は、しっかり守られていますか?それとも場当たり的な守られ方ですか?