群馬県前橋市の歯科医院 万代歯科診療所

インプラント、歯周病治療、根管治療、虫歯治療、かみ合わせなど、詳細なカウンセリングと治療計画を基に診療します。

医療法人優貴会 万代歯科診療所

万代歯科診療所は、健康保険診療を取り扱わない自由診療の歯科医院です。
また、当院は完全予約制です。ご来院の際には、事前にお電話にてご連絡下さい。

371-0804 群馬県前橋市六供町1-23-2 027-243-0648

  • 診療時間|9:00~13:00、14:00~18:00(受付…~ 17:00)
  • 休診日|木曜日・日曜日・祝日
  • 診療科目|一般歯科・インプラント治療・歯周病治療(再生療法)・根管治療

当院の歯科診療

問題が解決しない理由 ④

一昔前までは“口腔内の重症患者”は、ほぼ全員“予防を実践していない方”でした。ところが最近では、重症の口腔内であるにもかかわらず『私は最近まで何年も欠かさず定期検診に通っていた』という方が増えています。定期検診に通っているのに一向に問題が解決しないのはなぜでしょうか。専門的で難しい話もありますが、予防歯科について掘り下げてみましょう。

④ 検査資料不足、場当たり的な歯科臨床

絶対的な検査資料不足と、治療計画のない場当たり的な歯科臨床

地質調査・測量も行わず、建設設計書・工程表も作らずに家を建てる建設会社はいません。いくら優秀な建設技術をもち、定期的なアフターフォローも万全な建設会社であっても、調査・設計・計画を抜きにして事に臨めば、ロクな結果にならないという事は建設の素人の私でもわかることです。

本来の歯科医療は一口腔単位(いちこうくうたんい)といって、歯1本単位の処置を行うだけではなく、隣の歯・噛みあう相手の歯・口腔内全体の噛み合わせ・歯肉や歯槽骨などの歯周組織等、口腔内全体・体全身を考慮して総合的に診ていく感覚が要求されるのです。

本来の“一口腔単位の歯科医療”を行うためには、口腔内規格写真や規格デンタルエックス線写真等による精密検査の結果をもとに、綿密な治療計画を作成することが最低限必要になるのです。口腔内規格写真や規格デンタルエックス線写真等による精密検査の結果をもとに、綿密な治療計画を作成『する』と『しない』との差は建設でいえば、『高層ビルの建設』と『犬小屋の制作』くらいの差が出てしまいます。

たとえ全く問題のない方であっても、今後の予防管理における“基準点”として1回は総合検査を行いその検査結果をもとにして『現時点で治療の必要なし』という計画で定期検診を受ければ良いのです。このデータは、後になって何らかの問題が発生したときに『問題のないときはどのようになっていたのか』 ということを確認する“基準点”としての貴重なデータとなります。滅多にないことで、かつ縁起でもないことですがもし自身に“万が一の事態”が生じた時、身元確認のための非常に有効なデータにもなります。

ただ 実際に歯科総合検査を受けると、ほとんどの方にとって今まで経験のない検査量になるので『過剰検査ではないのか?』と不安に思われる方もいます。万代歯科診療所が行っている歯科総合検査は、当院が独自に開発したものではありません。当院はともかく、全国には少ないながらも真面目に正しい歯科医療を実践している歯科医院が存在しますが、このような歯科医院のほぼすべてが、万代歯科診療所と同様の検査を行っています。

逆を言えば、万代歯科診療所は全国にある真面目に正しい歯科医療を実践している歯科医院と同じ事をしているにすぎないということです。

つまり、万代歯科診療所の歯科総合検査が『過剰検査』ではなく、今まで経験された検査量が少なすぎるのです。

では、今までに経験された検査は『手抜き検査』という事なのでしょうか?そのようなこともあり得ますが、そのすべてを一概に断定するわけにはいきません。ほとんどの歯科医師は、必要十分量の口腔内規格写真や規格デンタルエックス線写真等のデータなど、十分な検査資料のもとで的確な治療を行いたいと思っているのですが健康保険診療制度のルールにおいては

『口腔内写真は5枚まで』や『10枚法(14枚法) デンタルエックス線写真と、パノラマエックス線写真との同時期撮影は不可』などの歯科医学と明らかにかけはなれた強大な規制・制限のため、十分なデータを集められないのです。

この決定的な検査資料不足は口腔内写真の撮影もなく、パノラマエックス線写真だけを主たる検査資料とした歯科臨床になってしまうことが多く

  • ・自覚症状がなければ(≠ 問題がなければ)定期検診・プロクリーニング
  • ・歯に穴があいたら虫歯治療
  • ・歯が痛くなったら根管治療
  • ・歯が揺れたら歯周病治療
  • ・歯が抜けたらインプラント

など、本来の一口腔単位の歯科医療とは程遠い『いきあたりばったり・その場しのぎの臨床』と『世間話&プロクリーニングだけの定期検診』のみを行き来させることになり、最終的には抜歯して『総入れ歯』または『総インプラント』になってしまうのです。


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