万代歯科診療所 ビデオコラム 「歯科医療における本来の予防とは?」

虫歯 歯周病 予防 歯科 群馬
『 歯科医療における 本来の予防とは? 』(7m03s)のビデオコラムです。

※ 以下、 虫歯 歯周病 予防 歯科 群馬 前橋 「 歯科医療における本来の予防とは? 」の動画内容を 文章に書き起こしたものです。

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皆さん、こんにちは。
万代歯科診療所の ビデオコラムに ようこそ おいでくださいました。

本日は「歯科医療における 本来の 予防とは?」というテーマで お伝えしていこうと思います。

皆様の 大半の方が、予防とか、予防歯科 という表現を聞きますと、疾病、病気、いわゆる 虫歯とか 歯周病ですが、この発生を 未然に防ぐ行為 というふうに 解釈されておられる方が 大半なのかな と思っております。

確かに、疾病の発生を 未然に防ぐ行為 ということを 予防歯科 ということで、解釈すること自体は 間違ってはいないんですけれども、実は、これだけでは 不十分であることを、今日は 解説していきたいと思います。

予防医療 とか、予防歯科 と呼ばれるものには、大きく 三つに 分かれています。

1番目は、疾病が 発生してしまうのを 予防すること。

2番目は、その疾病が 重症化してしまうのを 予防すること。

そして 3番目としましては、機能不全に 陥ってしまうのを 予防すること。

この三つに 大別されます。

最初に 申し上げました、疾病が 発生してしまうのを 予防すること、これを 1次予防。

そして、疾病が 重症化するのを 予防すること、これが 2次予防。

機能不全に 陥るのを 予防すること、これを 3次予防 と言います。

具体例と申しましては、1次予防、すなわち 疾病が発生してしまうのを 予防すること ですが、これは、皆様、十分ご理解されてる、歯磨きをする とか、ちゃんと管理をして 糖分の摂取をする とか、定期検診に通って メンテナンスをしてもらう とか、こういうことが 一次予防に 相当するわけですね。

これは、皆様でも 理解しやすいことだと思います。

このあとは、ちょっと難しくなってきますね。

2次予防、すなわち、疾病が 重症化するのを予防する という行為でありますが、やはり、虫歯になってしまった その部分は、やっぱり除去しなければ ならなくなってしまうわけですね。

場合によっては、その ばい菌感染が、歯 全体に 及んでしまって、歯の周りの 組織にまで 波及していく となった場合には、歯 自体が 感染源に なってしまいますから、大変 残念ですが、それは 抜歯をしなければ、その感染が、確率は 低いですけれども、全身に回ってしまう というような危険性も 否定できなくなってしまうわけですね。

3次予防、すなわち、機能不全に 陥るのを予防する ということでありますが、先ほどの 2次予防の行為、すなわち、虫歯を削っておくこと とか、歯を抜くこと、抜きっぱなしになってしまえば、そこは 噛めなくなってしまうわけですね。

虫歯を取って 穴ぼこができますが、この穴ぼこを そのままにしておけば、やはり、食べることが できなくなります。

すなわち、咀嚼(そしゃく)機能不全、ということに陥るので、欠損になったところには、場合によっては インプラント を選んでいただくとか、削ってできた 穴に対しては、人工の物で 埋めていく というような行為が 必要になってくるわけです。

これらの 1次予防、2次予防、3次予防 という概念は、歯科に 限った話ではなくて、医科、お医者さんとか、看護師さん を含めた、医療従事者全員が 教育カリキュラムの中で 習ってくることでありまして、これは決して 私の持論を 言っているわけではない ということは強調しておきたいと思います。

また、戻りまして、2次予防、3次予防。

これは、いわゆる 治療になっていしまいますので、なかなか解説するのも 難しい現状があります。

例えば、歯科医院の ホームページで 「予防」というところを見ていくと、大半のところが 1次予防、すなわち「歯磨き ちゃんとしましょう」だとか「定期検診に 通いましょう」とか、そういうようなことに限定された 表現になっているのが 現状なんだろうと思いますね。

ここで 予防 ということにおいて、理解していただきたいことが、大きく 二つあります。

1番目は、1次予防 だけではなく、場合によっては、2次予防、3次予防、すなわち、これは 治療になりますけれども、これも必要になる ということをご理解していただきたいと思います。

当然、未然に防ぐ予防、いわゆる 1次予防だけで こと足りれば、理想ではありますけれども、やはり 本当になってしまうときも、問題が起きることも あるわけで、そのときに、治療を拒否する だとか、削らないでくれ だとか、というようなことになっちゃうと、やはり 本末転倒な結果に なってしまうということを お伝えしていきたいと思います。

2番目としましては、1次予防の ベースがない2次予防。

そして、2次予防、1次予防の ベースがない3次予防に、やってしまうことは 非常に危険になる ということをお伝えします。

例えば、「歯磨き指導は 要らないから 治療だけやってくれ」ということは、これは、1次予防の ベースを抜きにして、2次予防だけやっている ということになってしまいます。

非常に 危険なことです。

また、3次予防に該当する インプラントを入れる とかというときに、歯磨きもしない。

例えば、2番目の 歯周病のことも 対応もしないで、インプラントだけ入れていく、というのも、非常に 危険なことになってしまいます。

この二つを 守っていかないと、いくらやっても、いつまでたっても良くならない ということが、ほぼ 一生続く ということになります。

どうか、この概念、ちょっと今、ビデオも 長くなっているのかと思いますが、繰り返し 確認していただいて、ぜひとも ご認識いただけるとよろしいのかな と思っております。

本日は「歯科医療における 本来の 予防とは?」というテーマで お伝えしました。

※ 以下も、ご参考になさってください。

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